はじめに
こんにちはー。
私は、動物園や水族館とかで写真をとることがあるのですが、中が暗いとガラスに人が映り込んでしまって中々綺麗に撮れない場合があります。そういうわけで、RX100にPL(偏光)フィルタを導入したので、その時の話をしたいと思います。
RX100についての紹介記事は「使用してきたデジカメの紹介(IXY, FX33, RX100)」を見るとよいです。色々なデジカメで撮った写真と比べています。
RX100で偏光フィルタを利用しよう
偏光フィルタとは?
光の方向を整えて、他の方向に飛んできている光をシャットアウトするというフィルターです。そのため、ガラスで反射した光をある程度防止することが行えます。釣りとかで川の中の魚を見やすくするために偏光レンズを使用した眼鏡もあります。
偏光フィルタはPLフィルタとも呼ばれています。
RX100にフィルタを付けられるのか?
RX100はコンデジであり、レンズを交換するという概念はありません。そのため偏光フィルタをつけることができるのかそもそも疑問に思う方もいると思います。実は、MagFilterという商品を利用することでつけることができます。
MagFilterとは?
コンデジにも一般のフィルタを取り付けることが可能になるフィルタアダプタです。磁石化する金属リングと、一般のフィルタを取り付ける用の金属製アダプタから構成されており、カメラ側にリングを張り付けておけば、アダプタを上から磁力で取り付けることが可能となります。
フィルタアダプタとPLフィルタを準備する
以下は今回利用するMagFilterとPLフィルタです。RX100に取り付けるために、両方とも52mmのを選択しました。(同じサイズにする必要があります。)
アダプタとフィルタを取付する
こちらがMagFilterです。
中身は、以下のようになっています。
- フィルター用のバッグ
- 52mm用のフィルターアダプター1個
- 52mm用の金属リング2個
- 取り付け方が載っている写真付きカラー印刷の取説
金属リングが2個入っているので、予備に利用したり、2代目のカメラに利用したりできます。
以下は、金属リングを取り付けたところです。金属リングには接着面がありこれをカメラのレンズ部に取り付けることが出来ます。
以下は、52mmのPLフィルタです。52mm用のMagFilterのアダプターに取り付けできます。
これで完成です。以下は上にかぶせてたところです。
外すとこんな感じになります。
磁力で張り付いていますが、カチってかんじでハマるので、垂直に引っ張らなければ外れません。
実際にフィルタの効果をたしかめる
PLフィルタの使い方
このタイプのPLフィルタはレンズを回すと、フィルタの効果を調整することができます。そのため、写真を撮る前にぐるぐる回して、ちょうどいい場所を見つけましょう。
明るい場所での確認
屋内ですが照明がしっかりしている場所で撮影してみました。
PLフィルタなし
車の中の方が暗いため、反射して映り込みが起きています。
PLフィルタあり
わずかに見えますが、映り込みが改善されていることが分かります。
暗い場所での確認
屋内で照明が暗い場所での確認です。結論ですが、PLフィルタは全体を暗くしてしまう効果があるため、暗い部屋だとより暗く映るため、なかなか難しいです。
PLフィルタなし
うっすらと全体的に白い物体が反射しています。
PLフィルタあり
反射は抑えられましたが、そもそもフィルタで暗くなりすぎています。カメラの設定を工夫すればなんとななるかもしれません。
その他のメリット
今回写真では用意できませんでしたが、屋外であれば空の青の色がより青く映ったり、葉っぱに反射した光を抑止されることで、緑色が生き生きとなるような撮影が可能です。
比較用でよい写真が用意できればここで紹介したいと思います。
おわりに
以前から、動物園などで人が映り込んでう~ん・・・となっていたのですが、これで綺麗に撮れることができそうです!
ガラスへの反射の映り込みに困っている方がいましたら導入してみるといいかもしれません。
以上、ありがとうございました!
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