はじめに
NVIDEA GeForce GTX/GeForce RTX のディスプレイ設定をいじって、鮮やかな画面にする方法を紹介します。
NVIDIAコントロールパネルを開く
- 「スタートメニュー」を選ぶ
- 「Windows システム ツール」を選択
- 「コントロール パネル」を選択
- コントロールパネルが開く
- 「デスクトップのカスタマイズ」を選択
- 「NVIDIA コントロール パネル」を選択
ディスプレイのデスクトップカラー設定の調整
- 左のツリーメニューから「ディスプレイ」の「デスクトップカラー設定の調整」を選択
この画面から、コントラストと、デジタルバイブランスという設定をいじります。コントラストは明暗の差。デジタルバイブランスは彩度の設定です。
コントラスト
以下は、コントラストの動作を示した図です。明暗の差を変更できます。大きいほど、明暗の差が大きくなり色がくっきりします。小さいと霧がかった感じになります。
デジタルバイブランス
以下は、デジタルバイブランスの動作を示した図です。彩度の設定が行えます。大きいほど色が濃くなり、鮮やかな画面になります。小さいと白黒画像のようになります。
おすすめの調整方法
コントラストとデジタルバイブランスを両方とも+50%→+55%にするだけで、かなり鮮やかな画面になります。
ダイナミックレンジの変更
ゲームの設定とは話が変わりますが、ビデオコンテンツを動作させた場合のダイナミックレンジの変更が「ビデオ」の「ビデオカラー設定の調整」から行えます。「ビデオプレーヤーの設定を使用」にしていれば基本的に問題ありませんが、手動で設定することも可能です。手動で設定している場合は、詳細設定のダイナミックレンジを、「限定レンジ(リミテッドレンジ)」から「フルレンジ」にすることをおすすめします。
少し専門的になりますが、H.264の映像など動画情報は、アナログテレビの時代からYUV情報(輝度情報Yとカラー情報UVを分けた情報)でデータ化されるようになっています。パソコンの表示上はRGBで表していますが、動画ファイルなどはYUV情報で保存しているわけです。そして、この輝度情報のY値は、規格により16~235までの輝度情報しか持たないために、動画の情報をそのまま表示すると、範囲外の部分(RGB値が0~15、236~255)が利用されずダイナミックレンジが低くなります。ただ、ディスプレイがフルレンジに対応しているのであれば、コントラストを大きく引き伸ばして送ることで、明暗がよりはっきり表示することが可能となります。そして、パソコン用のディスプレイであればフルレンジに対応しているため、フルレンジに設定したほうが良いということになります。
おわりに
おつかれさまです。設定変更はどうでしょうか。ゲームするときは、あえてすこしいじって遊ぶと、より世界が鮮明になり、また違った楽しみ方ができるとおもいます!
ではまた!
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