はじめに
オンラインストレージは、たびたび著作権違反だと騒がれたりしますが、
一方で、新たなサービスがどんどん乱立していっています。
この違いは何なのでしょうか。
とりあえず、オンラインストレージの著作権に関するニュースの記事を集めてみました。
オンラインストレージの記事
宅ふぁいる便
大阪ガスグループのエルネットが運営するオンラインストレージサービス「宅ふぁいる便」は
2007年12月27日、登録会員数が100万人を超えた。
オンラインストレージのサイトとしては日本で初めての100万人突破だという。宅ふぁいる便は、写真データや動画データ、
業務上のデータなど、通常のメールでは送るのが難しい
大容量ファイルをネット上で簡単にやり取りできるサービス。
会員登録すれば、無料で最大100メガバイトまでやり取りできる。大容量データをネットで交換「宅ふぁいる便」会員100万人突破 (2007/12/28)より
MYUTA
サーバにアップロードした後に自分の携帯から
ダウンロードできるサービス「MYUTA」(サービス開始時の
日経BP記事 ”本人だけ使える、携帯向け音楽ファイルの保存サービス”)が
JASRAC から著作権侵害と指摘されていた件で、
JustSystem対Panasonicでのアイコン訴訟判決でも
知られる高部真規子裁判官が、 MYUTA の著作権侵害を認める判決を下したようです。訴訟で同社は「実質的にデータ複製や送信をするのはユーザー自身。
不特定多数への送信はしておらず、著作権は侵害しない」と主張したが、
判決は「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、
同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と判断。個人用ネットストレージサービスは著作権侵害との判決 (2007/5/26) より
オンラインストレージ
オンラインストレージサービス、わかりやすく言うと、
Yahoo!の運営する「Yahoo!ブリーフケース」とかジャストシステムが運営する
「インターネットディスク」とかKDDIが運営する「セキュアシェア」とか、
そのほかにも「ファイルバンク」とかNTT東日本の「フレッツ・ドット・ネット」も
アップルの「.Mac」もみーんなまとめて「著作権侵害で違法」だそうです。
不特定多数で共有できなくても、たった一人の特定ユーザーしか利用できなくても違法です。
携帯電話向けストレージ
今回の判決は、ユーザに対し著作物をアップロードさせるシステムを提供するというサービスについて、
そのサービス提供者に著作物の利用主体としての責任が及ぶことを明確に示したものであり、高く評価されます。携帯電話向け音楽データのストレージ・サービス音楽著作物の利用許諾が必要と判断 (JASRAC) より
結論
うーむ。分からん!
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