右クリックで“Ubuntuで開く”を追加する

Linux
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はじめに

特定のディレクトリ配下でUbuntuでコマンドを実行したい場合があると思います。

WindowsではWSLで起動して、そのディレクトリ先へcdで移動するという手順が必要ですが、今回はもっと簡単に開く方法を紹介したいと思います。

具体的にはGitをインストールした際に、Git Bash Hereが右クリックメニューに追加されるように、Ubuntuで開くを追加してしまうという方法になります。

バッチファイルを準備する

以下のファイルを open_wsl_here.bat という名前で作成してください。

@echo off
setlocal

for /f "usebackq delims=" %%P in (`wsl wslpath -a -u "%cd%"`) do set "wsl_path=%%P"

echo Opening WSL in: %wsl_path%
wsl -d Ubuntu --cd "%wsl_path%"

endlocal

このファイルを「C:\Tools\open_wsl_here.bat」に設置してください。

実際に「C:\Tools\」配下でこのファイルをダブルクリックで開いて、WSLが起動し、カレントディレクトリが設定されていることを確認しておいてください。

右クリックメニューへ追加する

管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下を実行します。

reg add "HKCR\Directory\Background\shell\Open in WSL" /d "Open in Ubuntu (WSL)" /f
reg add "HKCR\Directory\Background\shell\Open in WSL\command" /d "\"C:\Tools\open_wsl_here.bat\"" /f

これで、エクスプローラでフォルダの背景を右クリックすると「Open in Ubuntu (WSL)」が出るようになります。

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