OculusRift CV1が届き、いろいろと遊びましたので、レビュー!
と、その前にプレイしているうちに私自信に苦手なジャンルがあることがわかり、
それについては、正しく評価できない可能性があるので、鵜呑みにせずに、まあ一つの参考にしてください。
ちなみにそのジャンルというのが、
いえ……ジャンルというよりは、酔うんです!
VR酔いなんですよね。
私がプレイしていて酔いやすいものは、
そう!視点が自動で移動するタイプなのです……。
これは、なんで起きるのでしょうね。
解決策があればいいのですが。
ネットで調べると、あまりに視界で現実に近い体験をする一方で、
身体の向きや重力などは、ゲーム内と同期していないため、
その違いが酔いを発生させるなど書いてありました。
というわけで、このレビューも私のような酔いやすい人向けレビューとなってしまいます。
そのため、よくあるSTGなど、プレイしないはずなので、レビューは恐らくないです。
あとレビューとはいっても、ネタバレがないやんわりレビューです。
VRの体験コンテンツは、あらかじめこういうことが起きるとか言ってしまうと驚きが減ってしまいます。
ところで、すべて書き終わってから分かったのですが、VRゲームはいくつかタイプが分かれていると思います。
A. 世界の外で、第3者となって眺めるゲーム(Lucky’s Tale、The Rose And I)
B. 世界の中で、第3者となって眺めるゲーム(Sketchfab VR)
C. 自分が物語の中に入るゲームで、歩くのにコントローラが必要(iOMoon)
D. 自分が物語の中に入るゲームで、自分の歩く範囲で収まる(Oculus Dreamdeck)
このなかで、下の方ほど、没入度、体験性が深まっていくので、
VRHMDの真価を楽しむことができると私の中では思っています。
今回、VR体験度という指標を作りました。
自分がこの世界に入り込めて、しかもうわーってなるほど点数高いです。
面白いとは別次元なので、これが低いからといっても面白いものはありますので。
なお、酔いやすい私が酔うと★が減ります。テテーン!
※ここに書いてあるものは、逐次増えていく可能性があります。
Oculus Home
Henry
値段:無料
ジャンル:ムービー
VR体験姿勢:床に座って体験
VR体験度:★★★☆☆☆
感想:部屋の中にいて、周りで起こることを体験していきます。
キャラクターはとても可愛く、部屋のつくりもこだわっており、おすすめ。
INVASION!
値段:無料
ジャンル:ムービー
VR体験姿勢:立って体験
VR体験度:★★★☆☆☆
感想:これもまた体験型。氷の上でかわいいうさぎと出会えます。
Lost
値段:無料
ジャンル:ムービー
VR体験姿勢:立って体験
VR体験度:★★★★★☆
感想:林の中で、奇妙な物体に出会います。
体験型はタノシイ。
Lucky’s Tale
値段:無料
ジャンル:アクションゲーム
VR体験姿勢:なし
VR体験度:★☆☆☆☆☆
感想:普通の3Dアクションゲームとなります。
3Dアクションゲームのゲームとしては完成度が高く、
またVRに酔いにくようなゲーム設計にはなっていると思います。
辛口になりますが、カメラがキャラに合わせて自動で動くだけであり、
VRでやる必要があるのかは疑問に感じるゲーム。ゲーム的には面白いですよ!
Oculus Dreamdeck
値段:無料
ジャンル:ムービー
VR体験姿勢:立って体験。座ってもよし!
VR体験度:★★★★★★
感想:OculusRift の本領発揮する体験ムービー集です。
とにかく、没入感がすばらしく、出てくるキャラクター、ステージに驚かされます。
Showdown
値段:無料
ジャンル:ムービー
VR体験姿勢:立って体験
VR体験度:★★★★★★
感想:戦火に巻き込まれます。
Sketchfab VR
値段:無料
ジャンル:静画・3Dモデル
VR体験姿勢:立って体験
VR体験度:★★☆☆☆☆
感想:体験というよりは、3Dモデルを見たりするようなものです。
立って体験はできますが、美術館などで物をみているだけで、没入感は少なめ。
The Rose And I
値段:無料
ジャンル:ムービー?
VR体験姿勢:立って体験
VR体験度:★★☆☆☆☆
感想:タイトルには書いていないですが、『星の王子さま』となります。
2016年3月に映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』が上映されまして、おすすめ。
それで、脱線しましたが、これは知っている方なら見ても楽しめると思います。
ただ、Sketchfab VRのように、モデルや世界を上から眺めている感系なので、体験としては弱いです。
Senza Peso
値段:無料
ジャンル:ムービー
VR体験姿勢:座って体験
VR体験度:★★★★★☆
感想:
テーマパークのアトラクションのように船に乗って進んでいきます。
音楽、映像が凝っていまして、次は何がでるんだろうとワクワクドキドキします!
※Steam版もあります。
Eagle Flight
値段:3990円 (Oculus版), (PSVR版), (Steam版)
ジャンル:アクションゲーム
VR体験姿勢:座って体験
VR体験度:★★★★★★
感想:
自分がタカになって、パリの上空を飛び回れます。
今までゲームは操作が直観的ではなく酔うものが多かったのですが、このイーグルフライトは、首を傾けて移動が主となっており、あとは速度アップ、速度遅くしかなく、非常に操作が直観的かつシンプルで全く酔いません。
パリの景色も非常に綺麗で、建物の隙間を飛び回ったり、好きな場所に行けて、自由度も高いです。
ちなみに私はゲーム中、前に扇風機を置いてプレイしてるのですが、より没入感が出て良い感じです!
ゲームは、ストーリーモードがあり、ストーリーモードは一人で楽しむこともできます。
また、ネット対戦モードもあり、3 vs 3 (まだ遊んでいない)となります。
※2016年10月18日にOculus版、2016年11月9日にPSVR版、2016年12月20日にHTC Vive 版(Steam版) が出ますので、他のVRでも楽しめます!
SteamVR
iOMoon
値段:$14.99 USD(開発中の値段)
ジャンル:アクションゲーム
VR体験姿勢:座って体験/立って体験
VR体験度:★★★★☆☆
ロボットに乗って星を探索します。
動かすときにコントローラーがいるので、酔いやすい人は注意。
前後を進むのはいいのですが、右左への回転が厳しいです。
移動方法に、ポイントワープ方法/30度の離散回転/連続回転が選べるようになっており、
酔いやすい方は、ワープ方法を選ぶと酔いにくくなります。
ですが、おそらく連続回転をもとに設計しているので、遊びにくくなってしまいます。
あと、溶岩がながれます。
The Visitor
値段:$0.99 USD
ジャンル:ホラー
VR体験姿勢:座って体験(できればベッドの上に座りながら体験)
VR体験度:★★★★★★★
危険です!本当に怖くてプレイできません!
絶対に、夜中にやらないでください。大声で叫んでしまいますので。
Virual Desktop
値段:$14.99 USD
ジャンル:ツール
VR体験姿勢:座って体験
VR体験度:★★☆☆☆☆
VR上でパソコンの操作が可能となります。
ただ、VRは体力を消耗するので常用は難しいかと思われます。
HMDを被っているとキーボードやマウスは厳しいので、
映画とかを見る場合はいいかもしれません。
その他
SecondLife (CtrlAltStudio)
値段:無料。通貨レート 100リンデンドル=約50円。プレミアム会員
ジャンル:メタバース
VR体験姿勢:立ったり、座ったり
VR体験度:★★★★★★
※セカンドライフはかなり重たいのでGTX970でも、画質設定を軽くしないとカクカクします。
SecondLife というのは、自分の好きなアバターで、自分の好きな土地を買って、
自分の好きな家を建てて、自分の好きな服を着れて、好き場所へいっておしゃべりするツール。
スクリプトが欠けるなら世界の中でプログラムを作れますし、
絵を描けるなら自分の家に絵を飾ることもできて、
さらに3Dモデリングができるのであれば好きな物体も作れる、
それらは自分でお店を作って売ったり、逆に買ったりもできる。
そんな自分の好きな世界に入ることができるのがセカンドライフです。
詳しくは私のブログを見てもいいかも!記事がたくさんあるので!
そんなセカンドライフですが、セカンドライフの世界を覗くためのツールがビューアというものです。
このビューアのソースコードは公開されており、いろいろな人が作ったビューアがあります。
そんな中で、CV1 VRに対応したビューア(1.2.6.43412 Alpha, 18 Jul 2016)が7月18日に公開されました。
CtrlAltStudio と呼ばれるビューアです。
このCtrlAltStudioは、もともと数年前からDK2などに対応していたのですが、
ようやく2016年の7月18日にアルファ版として、CV1に対応したわけです。
もともとは、公式ビューアもCV1に対応させる予定でしたが、
まだ完成度が低く、現在は公開していません。
※公式ビューアは、FPSと解像度が異常に低く、マウスカーソルが消える不具合などがあった。
自分の家で、寝っ転がりながら月をみるということも……
ただ、難点としまして、HUDがつかえないということです。
HUDというのは、3D画面とは別にボタン集やチャット欄などです。
そのため、HUDを使用中は通常モードにして、
歩くときにVRモードに切り替えするという手順になると思います。
また、セカンドライフを知らない方に言っておきますが、
セカンドライフにあるものは全てユーザーが作ったものとなります。
従ってクオリティが、ユーザーによって左右されるため、
どこかでググった画像見て、セカンドライフしょぼいって思うかもしれませんが、
それは、クオリティが低いものを映したか、だいぶ昔のSSとなるため、
実際に体験してみることをお勧めします。
セカンドライフをしたことがない方は、VRモードを楽しむ前に、
セカンドライフの世界や操作に慣れておくといいでしょう。
AKIBA SIM という場所など、初心者用のカフェがあるので、
そういうところへ行って、いろいろ聞いたり、喋りまくりましょう。
自分のキャラクターは、日本人に合いにくいリアルなキャラが多いので、
多くの人は、お店で買った日本人好みのアバターを使う人が多いです。
アバターはお金を出さないと買えないものも多いですが、
どれも安い(高くてもラーメン一杯分)のでそんなに問題はありません。
vorpX
値段:$39.99 USD
ジャンル:ツール
VR体験姿勢:―
VR体験度:―
VR用HMDに対応していないソフトを対応させるツール。
vorpX対応用のソフトなら、(おそらく)立体視可能となります。
ここにないゲームの場合は、たとえばOpenGL制であれば、OpenGL用のQuakeをプロファイルに選べば
立体視で遊べる可能性もありますが、かなり厳しいものとなるため、
リストにないゲームはプレイできないと考えていいと思います。
なお、立体視で遊べない場合は、立体視にならず両目でゲームが遊べる感じとなります。
立体視にならないため、VRでやるメリットは薄いです……。
リストに書いてあるゲームだとしても、もともとVR用に設計していたわけではないので、
心地よくプレイできるとは限らないので注意が必要です。
あと、椅子に座っている感じで大画面のゲームを遊べるモードがあります。
メインの機能ではないかもしれませんが、オススメです。
MocuMocuDance
値段:2016/6/19時点でフリー
ジャンル:ツール
VR体験姿勢:―
VR体験度:―
MikuMikuDanceという3Dモデルを動かすツールがあります。
そんな、MikuMikuDanceで使用されているモデル、PMX形式を読み込み表示できるツールです。
PMXモデルは、MikuMikuDanceツールでのみしか利用を許可しないものもります。
もし誰かが作ったものを読み込みたい場合は。利用許諾書をしっかり読みましょう。
機能として、おそらく18禁目的なもの(流体演算機能)もありますので注意が必要です。
また、本ツールのマニュアルもしっかり読んだうえで使用してください。本ツールは再配布禁止です。
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