はじめに
セカンドライフの公式ビューアは「Second Life Viewer」となっていますが、公式ビューアは、2007/1/8にオープンソースとなっており、サードパーティ製のビューア作られるようになりました。今回はそんなサードパーティ製でおすすめのビューアを紹介します。
今回紹介するビューアは、「Catznip Viewer」と呼ばれるビューアです。公式ビューアに似たGUIが特徴的でして、私のように公式に慣れてしまった方には導入しやすいと思います。
アイコンの比較
アイコンの比較です。(重要)
Second Life Viewer(公式ビューア)
人間の手のようなアイコンです。
Catznip Viewer
猫の手のようなアイコンをしています。かわいいです。(重要)
画面の比較
実際の画面です。
Second Life Viewer(公式ビューア)
Catznip Viewer
Catznip Viewerの特徴
画面の比較から分かるように、Catznip Viewer は公式ビューア機能アップ版のような形です。ポイントとしては次のような感じです
右クリックメニューがパイメニューではない
パイメニューというのは、別のサードパーティ製のビューアである「Firestorm Viewer」が採用しているものです。画面タッチ系のUIでは優れていると思いますが、全項目が表示されないデメリットがあります。メニュー表示の方が全て表示されますしWindowsユーザーなら親しみやすいと思います。
マップの表示が詳しい
ミニマップや人で表示するマップが詳しいです。特に区画が表示されるのがありがたく、土地を探すときはとても便利です。色がカラーなのも地味に嬉しいです。
人の情報が詳しい
公式ビューアではこの機能は使ってなかったのですが、改めて比較してみるとCatznipは、人の距離や、範囲設定できたり、色々と強化されています。どこかSIMに出かけて、はぐれた時とかは便利そうです。
ダブルクリック時の動作を選べる
他に便利だなと思ったのがこの機能です。
ダブルクリックで、装備品を「Add」か「Replace」を選べるのです。公式ビューアではダブルクリックが「Replace」固定?となっているため、例えばジュースやアクセサリーを付けようとすると、すでに着けていた髪とかが外れてしまうわけです。というわけで「Add」にしておくと、いろいろと便利なわけです。
自分が置いたオブジェクトが分かる
メニューの「世界」の「My object…」
と、このように自分が設置したものが表示されて、それぞれの場所にワープしたり削除したり、いろいろできます。
容姿にフォルダ構造を持たせられる機能
用紙にフォルダ構造を持たせられるので、アバターの種類ごとに、服を入れたりとかいろいろ工夫できます。
支援について
「Kitty Barnett is creating Catznip (Second Life viewer development) | Patreon」から支援が行えます。
というわけで、「Catznip Viewer」の紹介は以上です。
以前は、Mac版もリリースしていましたが、2016年12月のR11からWindows版のみのリリースとなっています。
おまけ
Firestorm Viewer について
おまけですが「Firestorm Viewer」も一部紹介します。機能はどのビューアよりも高機能だと思います。
アイコン
フェニックスのアイコンでかっこいいです。
画面
画面です。
インターフェースについて
- 人の表示は、ユーザー作成日からの今までの期間から、決済済みユーザーか、座っているか、なども全て一目に表示されます。
- ミニマップは、公式ビューアと違いカラーです。
- プリムの編集も、ラストオーナーのグループまで表示されます。
- GUIは似ているようでさらに高機能になったような印象です。
- AOに標準対応しています。
おわりに
おつかれさまです。
次回は、動作は重たいですが非常に綺麗に3DCGが描写できるBlack Dragonについて解説していきたいと思います。
続き → 『セカンドライフのサードパーティビューア Black Dragon の紹介』
コメント
パイメニューは元々公式が使用していました。確か、ver2かver3になった時に現在の表示方法に変わった物の、firestormは古くから使ってるユーザーが使えるようにと残してると聞いた事がありますよ