HTC Vive と PSVR を体験してきました!

VR
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はじめに

先々月から Oculus Rift CV1 が届き、すでに色々と VR 体験しているのですが、
今回はさらに、HTC VivePSVR を体験してきました!

そこで体験したことについてレビューしたいと思います!
……ただし、VR体験はネタバレすると驚きがなくなるので、いつも通りやんわり解説します。

HTC Vive は、お台場ダイバーシティで開催中の「VR ZONE Project i Can ※1」
PSVR は、同じくお台場の東京ジョイポリスで開催中の「PlayStation®VR 特別体験会 ※2」です!
先に、VR ZONE で Vive 体験してから、東京ジョイポリスで PSVR 体験へ行ってきました。

※1 2016/4/15 ~ 2016/10 中旬 まで開催
※1 2016/6/1 ~ 2016/6/30 まで開催…本記事を書いている現在すでに終了しています……。

VR ZONE

先ほどお伝えしたように、VR ZONE という場所で体験してきました。
ここは事前予約制となっております。平日であれば数日前でも予約できる可能性があります。

午前10時から11時30分までの部に参加してきました

VR_IMG_3750

中に入ると、バナコインのカードを作る必要があります。
カードを購入してチャージします!

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ところで、先に説明しますが、今回体験した HTC Vive なのですが、
VR用のHMDとはいっても、それ以外にすべて振動する椅子や、
VR用のボードなどほかのVRアイテムとを合わせた体験となります……。
なので、Vive 自体の体験というよりは、それ以外のシステムを合わせた体験となります!

まずはアトラクション自体の解説をして、記事の最後にHTC Vive の感想を書きます。

高所恐怖SHOW

真っ先に体験したアトラクションです。

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HMD以外に、VR手袋とVRシューズを装着します。
これをつけることで、VR空間内に自分の手と足が表示されるようになります。

詳しい内容に関してですが、やはりネタバレにつながりやすいのでいいません。
写真にある通りなのですが、カイジのようにビルの上にある細い板を歩きます。

ビルの上からスタートということではなく、入口からスタートすることで、
自分の体がだんだんと上に登っていき、より没入感を味わえる仕組みとなっていました。
かなり怖く、ふらふらしてしまいましたが、かなり楽しめました。

私はVR酔いしやすい体質ですが、このゲームについては全くVR酔いはしませんでした。
このアトラクションはコントローラなしのアトラクションであり、
全て自分で行動するというスタイルなのです。
自分から歩いたり行動することで、リアルとVR空間がマッチして酔わないのかなと思われます。

脱出病棟Ω

次はこれ!

VR_IMG_3761

このゲームは2~4人用のゲームとなります。

VR_IMG_3763

このボックスの中に2つ椅子があり、ボックス自体は2台あります。(2×2で4人まで同時プレイ)
で、これなのですが、みんな叫び声をあげていて、
他のアトラクションとは異質な雰囲気をかもしだしていました。

体験するときは、一人では体験できないため隣にいた方と一緒にプレイ!
で、内容ですがこれもネタバレになるため深くは言えませんが、
上の写真にあったように、ヤバい病院内を車椅子に座って進むという謎の設定となります。
ホラーはホラーなのですが、スプラッタ表現やビックリ表現もあるので注意が必要。

ゲームとしては、コントローラーがあり、前へ行くか後ろへ進むかとなります。
また、頭の向きによってボタンを選択したりするのもありますが、極力操作の種類を抑えた感じです。
シンプルな操作感は、とてもよいです!

前と後ろしか行かないので、決められたレールを進むわけになるのですが、
固定レールは曲がったりすることもあるので、少し酔いそうなときもありました。
でも、本当に少し酔ったぐらいで、ふらふらする感じにはなりませんので、大丈夫です!
リアルの椅子が、VR内とマッチしているのが酔いにくい設計の秘訣なんでしょうね。

1つのボックス内で二人で近距離でプレイするのですが、Vive は干渉しやすいと
聞いたことがあったので、その点、うまーくやっているなと思いました。
このアトラクションは、ルームスケールではないので実は干渉しにくいなど、
何かしらテクニックがあるのでしょうね。

ARGYLE SHIFT アーガイル シフト

つぎはこれ……!

当初はやる予定はなかったのですが、
世界観やシナリオは「攻殻機動隊」シリーズのProduction I.Gということだったので

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こんな感じで、4つ椅子が並んでます。

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椅子には、ロボット操作できそうなコントローラもあります!

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ストーリーは、ロボットのパイロットとなること。
しかも、なんと最高にかわいい萌えアシスタント付き!

私は、ガンダムとかロボット物が正直苦手で、あんまり興味もなかったのですが、
これは、全然違う!プレイしてほんとに楽しかったです!

椅子とコントローラという点で、脱出病棟と似ていますが、体験が全く違います。
空をスーッというロボットに乗って飛べるあの感覚を味わえるのです。
アシスタントがしゃべりかけてくるという点で大好きなスターフォックス64に似ています。

とにかく、他のアトラクションはリアルでもやろうと思えばできそうなアトラクションですが、
これはロボットという絶対不可能なSF要素を体験できるので

ぜひ体験するべきです!

私が今回体験した中で、一番よかったものでした!

SKI RODEO

最後はこれです。
時間的に、並んだりすると4つぐらい体験できると思います。

VR_IMG_3772

このように、床にスキー用の板と、前に扇風機があります。

VR_IMG_3775

内容ですが、かなりリアルです。
自分のはいた息が、白く見えるのもまた没入感がでます。
速度を上げると前から風がきますし、
ジャンプすれば、ジャンプしている間だけ床のボードが振動しないので、
本当に空中に浮いているような体験ができます。

全体の内容としては、スキーでコースを滑っていくのですが、
かなり難易度が高いと思いました。

ただ、何回かプレイすれば、おそらくトラブルなく滑れるようになり、
爽快感とかがでるのではとおもいました。

ちなみに、これは少し酔いました。
かなりの速度で滑走するので、VR酔いというよりは、
画面内の情報量が多いことによる酔い方のような感じでした。

VR体験を立て続けに体験したり、
何度も転落したのも、酔ってしまった原因かもしれませんが。

とりあえず、これでVR ZONE での体験話が終わりです。記事の最後にVR自体の感想があります。

PSVR 特別体験会

PSVR 特別体験会 は予約が不必要で、無料で体験できます。
東京ジョイポリス内にあるため、入場券を買って入る必要があります。

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3階に行くとブースがありました。
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ここでは、3種類のゲームが体験できます。

・THE PLAYROOM VR
・The London Heist (仮)
・The Deep (仮)

今回、私は The Deep (仮) を体験してきました。

「THE PLAYROOM VR」に関しては、1人がPSVRをつけてボスを演じて、
3人がボスを倒すというもので、PSVRをつけることができない可能性があったため。

「The London Heist (仮)」は、単純に3時間待ちぐらいだったので諦めました。

The Deep (仮)

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家庭用ゲーム機で発売するソフトだと思われるため、
VR ZONE のようなVR用HMD以外の装置というものはありません。
上の写真では、テレビもありますが、HMDを被っているので見ていません。
テレビの上のセンサが、おそらく頭の位置などを調査していると思われます。

立つか椅子に座って遊べるゲーム。今回は椅子に座って体験。
ゲームの内容としては、深海に潜っていき、綺麗な魚や深海に落ちているものを見たりする感じです。
詳しい内容はネタバレに繋がるので、これ以上は説明しません……!

……VRZONEの体験の後からか、すこし地味な写真となってしまった。

HMDの感想

おまちかねの感想です。

HTC Vive

HTC Vive の感想です。

付け心地、映像の質や、画面の広さは Oculus Rift CV1とそんなに変わらない印象でした。
Oculus Rift は鼻の部分から、外の光が漏れやすいというデメリット(外を確認できるメリット)が
あり、Vive は漏れないと聞いていたのですが、これもわずかですが漏れていました。
ただ、どちらにしてもゲーム中は夢中になり、特に気になる感じはありませんでした。
明るいゲームが多かったので、外が明るくても気にならないのもあったかもしれません。

HTC Vive といえば、Oculus Rift と違ってルームスケールが体験できるというものなのですが、
今回でいえば、高所恐怖SHOWが、HTC Vive の本領発揮という感じでした。
自分で歩いて、世界を動き回れるのはやはりタノシイ。
ただ、高所恐怖SHOWについては、係員がついており、右回りや左回りを指定していたので、
ぐるぐる回ると当たり前ですが、パソコンからの線が絡まったりする問題があるのでしょうね。
無線の低レンテンシHMDとか、そういうのがいつか発売するといいですね。

欠点としては、結構重たいです。
ちょっとソースは見つかりませんでしたが、おそらく、ヘッドホン付きのCV1より、
ヘッドホンなしのViveの時点で、Viveのほうが重たいのでは、と思いました。
さらにヘッドホンをつけるので、よりズッシリときます。
VR自体がかなり目に負担がかかるので、長くプレイするということはないとは思いますが、
長時間プレイし続けるのは、ややきついのではと思いました。

PSVR

PSVR の感想です。

CV1とViveを体験しましたが、PSVRは付け心地が別次元で素晴らしいです。
CV1とViveに関しては、目を覆う部分が光を通さないのと、しめつけの2つを兼ねているのに対して、
PSVRは、おでこを使って締め付けをして、光を通さないために目を覆う部分を覆っているのが大きいです。
本当にゴーグルを付けているのかな?という感覚でした。

映像に関してですが、これは聞いてはいたのですが、素晴らしかったです。
というのも、まったく液晶のドット特有の線がないからです。
液晶とか虫眼鏡で拡大すると分かるように、CV1とViveはドットとドットの間に線がでるのですが、
PSVRは、全く線が見えなかったので、本当に画面を見ているという感覚がありませんでした。

欠点ですが、重さ的にはCV1と恐らく変わらない感じなのでしたが、
Viveと同様にヘッドホンをつける必要があるという点はやはり面倒です。
ヘッドホンとHMDを合計すると、CV1より重たくなります。

他にはドットが見えないことによって、全体がぼやけた感じがする問題です。
CV1/Viveに比べて、解像度が低いのもあるかとは思いますが、
全くドットごとの線が見えないために、逆に全体がぼやけて感じる印象がありました。
ドットが見えていれば、ドットごとではくっきりしてるので、ぼやけた印象にはならないと思います。
例えるなら水中ゴーグルに、細かい傷をつけて、目にはめているという感じです。

……以上!

余談

今回、VR ZONEでは、バナポイントを使ってアトラクションを体験できるのですが、
VR体験終了時に余っていたポイントは現金に戻せません。
ということで、今回は、余ったポイントで VR ZONE で売っている
VR用HMDの目を覆うのを買いました。

↓VR ZONE 入場時にもらえるものは、紙の素材で破けるタイプなのですが、
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↓買ったものは、使い捨て用とはいってもやや丈夫な素材でした。
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もし、家にVR用のHMDがある方は、友達が来た時のために
買っておくといいかもしれませんね。

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